RソックスGM 「早く会いたい」【ネープルズ(米フロリダ州)=田中富士雄】松坂、レッドソックスと交渉へ――。大リーグ機構は14日、フロリダ州ネープルズのホテルで記者会見を開き、落札球団を発表した。会見に同席したレッドソックスのエプスタイン・ゼネラルマネジャー(GM)は「非常に喜ばしいことで、交渉権を得て興奮している。松坂の能力には感心してきたし、我々にとって必要な戦力だと信じている」と語り、「松坂に会えるのが楽しみだ。次のステップに進みたい」と早急に入団交渉を始める意向を明らかにした。 会見場には、約70人の日米メディアが詰めかけ、注目度の高さをうかがわせた。 先発陣の柱もレッドソックスは今年のア・リーグ東地区で、首位に11ゲーム差の3位。大リーグ30球団中、26位のチーム防御率4・83を重く見た球団フロントは、さっそく投手陣の再構築に乗り出した。松坂が無事に入団を果たした場合、先発投手陣の中心的存在を任される可能性も十分にある。 来季の先発ローテーションは、エースのシリング、剛腕のベケット、ナックルボールの名手であるウエークフィールドに加え、新人ながら35セーブを挙げたパペルボンの配置転換によって、4人まで固まった。 いずれも実力派の面々だが、ベテランのシリングは来季終了後の引退もささやかれており、ベケットは今年16勝を稼ぎ出す一方で11敗と安定感に欠けた。ウエークフィールド、パペルボンも一時、故障で離脱している。チーム改革の柱の1本が、浮き沈みの少ない先発投手の育成であることに、疑いの余地はない。松坂にとっては確実に、やりがいを味わえる球団だ。(田中富士雄) ◇
(2006年11月15日 読売新聞)
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