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松坂、6失点KO 2敗目

エンゼルス 7―5 レッドソックス

 松坂にいつもの粘りがなく、1イニングに2本塁打を許して、ノックアウト。「攻めが単調になってしまった」と反省した。

 今季は走者を出しても要所を締めて白星を重ねてきた。この日も五回までは、3安打1失点とまずまずの内容だったが、六回に突如崩れた。先頭打者に四球を与えると、続くコッチマンに速球を右翼席へ運ばれた。6月21日以来、6試合ぶりに一発を打たれて落胆したのか、さらに2長短打され、5番のハンターには甘い変化球を左翼席へ放り込まれた。結局、この回は1アウトも奪えずに降板。「もったいない四球の後、簡単にストライクを集めてしまった」と悔やんだ。

 エンゼルスはア・リーグの14球団中で、打率は7位、防御率は6位だが、勝率は6割1分5厘で首位(27日現在)に立つ。松坂は「嫌らしいチームなので、もっとメリハリをつけて投げないといけない。久しぶりに勉強になった」。27歳の右腕は、この悔しい負けを糧にする、と誓った。(ボストン、清水裕)

2008年7月29日  読売新聞)
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