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松坂、涌井と汗 「18」継承後輩と世界連覇だ

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涌井(右)とランニングする松坂

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)代表候補のレッドソックス・松坂が9日、古巣・西武の第二球場(埼玉県所沢市)で、同じ代表候補の涌井と1時間の自主トレを実施した。

 松坂が偶然に訪れたのは、西武の涌井が公開練習を始めた午前11時ごろ。横浜高の先輩、後輩でもある2人は小雨が降るグラウンドで談笑しながらランニング、室内練習場ではWBC使用球を使ってキャッチボールを行った。松坂はその後、単独で約30分ウエート場にこもった。

 「12月にボストンで遠投したし、年明け後もずっとトレーニングしてきた」という松坂。それも、すべては連覇のかかる3月のWBCに間に合わせるためだ。今月中に2、3回ブルペン入りしておき、参加決定済みの2月の西武・宮崎南郷キャンプで投げ込む方針だ。投手陣のリーダーとしての自覚も十分。「日本人選手の、特に投手は使用ボールに不安があると思うが、集まった時にアドバイスを送りたい」と話した。

 一方、松坂が西武で2006年まで着けていた背番号18を今年継承する涌井は「松坂さんと一緒に活躍してWBCで優勝出来ればいい」と力を込めた。

2009年1月10日  読売新聞)
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