ゴジラ17試合連続安打ヤンキース 6―3 インディアンス 松井秀の勢いが止まらない。先頭の二回、レフト前へのクリーンヒットで自己最長となる17試合連続安打を記録すると次の四回二死では中前打。外寄りのボールを素直に、かつ強くはじき返した。その後も一直、遊直と惜しい当たりが続いた。 この17試合で本塁打は1本だけ。だが、焦りは感じていない。「本塁打が出ている時も、出ていない時も、常に自分の打撃をする。(打球の)角度は考えていない」。打球の角度は投手の球筋にも左右されるから、強引に自分で操作しようとすると、打撃を崩す一因ともなる。いかに自分のポイントに呼び込み、上から強くボールをたたくか。ロドリゲス、ポサダが故障中の今、松井の安定感はチームに欠かせない。 毎年のように100打点以上稼いできたが、それは「過去の自分」という認識だった。オフにはトレード話も浮上し、キャンプではポジションの保証もなかった。厳しいスタートを切った今季は、主力のケガでチーム事情も苦しい。そんな中で自己記録を塗り替えるのが松井の底力だ。(ニューヨーク、小金沢智) (2008年5月9日 読売新聞)
|
今週のPICK UPPR
|
▲この画面の上へ |
会社案内|
サイトポリシー|
個人情報|
著作権|
リンクポリシー|
お問い合わせ| YOMIURI ONLINE広告ガイド| 新聞広告ガイド| 気流・時事川柳(東京本社版)への投稿| 見出し、記事、写真の無断転載を禁じます Copyright © The Yomiuri Shimbun. |