現在位置は です

本文です

『南沙織がいたころ』 永井良和著

 本書は南沙織への直接取材は一切行っていない。生粋のファン、いわゆる「サオリスト」の大学教授が徹底的に資料を集め、それに自分の記憶と愛情を加え書き上げたものだ。

 南沙織は1971年にデビューし、78年に引退した伝説的アイドル。本書を読むと、今なお彼女は、人物を語ることで時代をも語れる希有(けう)な存在だということがよくわかる。(朝日新書、780円)

2011年12月5日  読売新聞)

 ピックアップ

トップ


現在位置は です


編集者が選ぶ2011年海外ミステリー

海外ミステリーが傑作揃いだった2011年。各社担当編集者のベスト5を紹介します。

連載・企画

海外ミステリー応援隊【番外編】 2011年総括座談会
世界の長・短編大豊作…やはり新作「007」、「犯罪」不思議な味、北欧モノ健在(11月29日)

読書委員が選ぶ「震災後」の一冊

東日本大震災後の今だからこそ読みたい本20冊を被災3県の学校などに寄贈するプロジェクト

読売文学賞

読売文学賞の人びと
第63回受賞者にインタビュー

リンク