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【ランキング】トヨタ・ミニバン 値崩れしにくく

 中古車買い付け大手・ガリバーインターナショナルの自動車研究所は、2007年11月〜08年10月に発売された新型車の新車が3年後にどれだけの価値が残っているかを指標化した「リセールバリュー」ランキングをまとめた。新車価格と比べた買い取り価格の割合を予測したもので、上位ほど値下がりが少ない。

 1位は「アルファード」、2位はアルファードの姉妹車「ヴェルファイア」だった。いずれも豪華で快適な居住空間を誇るトヨタの最上級ミニバンだ。おもな違いは外観のデザインで、ヴェルファイアは若者に人気が高い。3位の「GT―R」は、3・8リットルV型6気筒のエンジンを搭載した高性能なスポーツカーだ。人気は安定しており、値崩れしにくいようだ。

 同研究所によると、ガソリン価格が落ち着き、ユーザーの燃費に対する考え方が変化したため、経済性の高さだけでは人気が維持できなくなった。ただ、軽自動車も上位に入っており、消費の二極化が顕著になってきたようだ。


(2008年12月25日  読売新聞)

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