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防衛省、年末年始も北朝鮮への警戒監視を継続

 政府は、北朝鮮が金正日(キムジョンイル)総書記の死去に関する一連の葬礼行事を終えたことを受け、「行事は滞りなく済んだ」(政府関係者)と分析するとともに、北朝鮮の権力移譲の動向を注視する方針だ。

 防衛省は30日、一川防衛相ら幹部が省内で対応を協議し、年末年始も引き続き北朝鮮に対する情報収集と警戒監視に当たる方針を確認した。防衛省幹部は、北朝鮮軍の動向について、「特異な動きは見られない」と述べた。

 外務省幹部は同日、北朝鮮が韓国政府への批判を強めていることについて、「ただちに南北関係が冷え込むとは言えない。表向き批判しても関係改善を図ることはある」と語った。

 政府は、年明けに来日する米国のキャンベル国務次官補と北朝鮮対応を巡って意見交換する予定だ。

2011年12月30日19時25分  読売新聞)

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