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柔道女子48キロ級代表「浅見が優位」

園田監督が認識示す

 柔道全日本女子の園田隆二監督は7日、ロンドン五輪女子48キロ級代表について、「アドバンテージを持っているのは浅見。今後も勝てば浅見で確定する」と述べ、世界選手権2連覇中の浅見八瑠奈(23)(コマツ)が大きく優位に立ったとの認識を示した。

 同級代表は、世界ランク1位の浅見と2位の福見友子(26)(了徳寺学園職)が激しく争っている。

 関係者によると、浅見が9日開幕のグランドスラム(GS)東京と来年1月の世界マスターズ(カザフスタン)を制すれば、冬季の欧州遠征へ派遣せずに事実上の代表当確を与える方向だという。両大会に出場する福見にも、挽回の機会は残されている。五輪代表は、来年5月の全日本選抜体重別後の全日本柔道連盟強化委員会で決定する。

 7日は、GSの調整合宿が報道陣に公開された。8月の世界選手権以来の大会となる浅見は、「ワクワクしている。今回勝って一気に突き抜けたい」と試合が待ちきれない様子。結果が求められる福見は、「ここにピークを持ってきた。大事に戦っていきたい」と決意を述べた。

2011年12月8日  読売新聞)

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