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名勝負 名場面

村沢激走 17人抜き

2区23・2キロ(鶴見→戸塚)

 終盤に長い上り坂があり、各校のエースが集う「花の2区」は、ダイナミックに順位が変動し、毎回のように「ごぼう抜き」が見られる。

 前回は、東海大の村沢明伸(2年)が史上2位となる17人抜きを達成し、最下位の20位から3位に押し上げた。タスキを受け取ると「とにかく順位を上げるしかない」と猛然と飛ばして、序盤の6キロで16人抜き。最後は1万メートル27分台のスピードを持つ拓大のマイナ(1年)にも競り勝った。タイムは歴代4位の1時間6分52秒。東海大は流れに乗って、総合4位となり、村沢は金栗杯に輝いた。

 ちなみに、ごぼう抜きの最多記録は23チームが出場した第85回大会に日大のギタウ・ダニエルがマークした20人。区間記録は、同じ大会で山梨学院大のメクボ・モグスがマークした1時間6分4秒。

 箱根駅伝の重要区間の名場面、名勝負を振り返ります。

2011年11月30日  読売新聞)
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