(1)五輪の雪辱目指し誕生
箱根駅伝を発案したのは、1912年のストックホルム五輪男子マラソン代表だった
第1回大会は20年2月14〜15日、東京高等師範(現在の筑波大)、明大、早大、慶大の4校が参加して行われ、東京高等師範が15時間5分16秒で優勝した。コースは変遷しているが、前回優勝の早大による大会記録は10時間59分51秒。90年余りで約4時間短縮された。
2004年の第80回大会からは、最優秀選手賞として「金栗杯」が新設され、創設時の思いが今に伝えられている。
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第88回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)は来年1月2〜3日、東京・大手町の読売新聞旧東京本社(建て替え中)前から、神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入り口までを往復する10区間、217・9キロのコースで行われる。大会を前に、箱根駅伝にまつわる豆知識を紹介する。
(2011年12月10日 読売新聞)
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