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拓大…夏の猛特訓 自信ついた

箱根駅伝に向けて練習に励む拓大の選手たち(3日、東京都の野川公園で)

 2大会ぶりに出場した前回は、過去最高の7位に入り、合言葉の「夢の実現」を果たした。第82回大会で亜大を初優勝に導いた岡田正裕監督が就任して2年目の今回は、5位以内が目標だ。

 昨季は「自分たちは本当に力がついているのか」と半信半疑の選手たちだったが、監督への信頼を深めた。横山築主将(4年)は、「監督の練習メニューをこなせば、結果を出せると自信がついた」と力を込める。

 今季の合言葉は、「自信を力に」。鍛錬期の夏には、選抜された約20人の選手が、熊本・阿蘇など3か所での計40日間の合宿に参加。8月は月間で約1100キロを走り込み、箱根路の15キロを過ぎてからの終盤に粘れるスタミナを養った。

 春先に故障していたケニア人留学生のジョン・マイナ(2年)も、夏からは順調に練習を積んできた。前回7区で区間3位と快走し、5月の関東学生対校のハーフマラソン(2部)で優勝するなど成長著しい野本大喜(3年)は、「区間上位でしっかりと走りたい」と意気込む。

 「前回の成績を一つでも二つでも上回るチーム力は確保できた」と岡田監督。総合力で、虎視たんたんと上位を狙う。

2011年12月14日  読売新聞)
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