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東農大…故障者続出も復調に手応え


松原健太(4年)

木下潤哉(4年)

 前回は、5位だった前々回のタイムを約1分縮めて、東農大記録を更新したものの14位。前田直樹監督は「他大学が力をつけたということ。今回も上位争いに入れなければ、(前回と)同じくらいの順位になりかねない」と気を引き締める。

 今季は苦難の船出だった。巻き返しを期して練習に励んだ春先に、部員の約半数が故障した。1万メートルで28分台の記録を持つエース松原健太、木下潤哉主将の4年生コンビも、体調不良やけがで振るわなかった。

 チーム状況改善に、月1回のミーティングが効果的だった。各学年で会合を開き、さらに学年の代表者が集まって練習の問題点を洗い出した。下級生が集団走で前に出るなど、積極的な姿勢が芽生えた。

 その結果、予選会は、余力を残しての4位通過。全体29位に入った浅岡満憲をはじめ、1年生3人が活躍するなど、明るい兆しも見えてきた。

 前回2区8位と好走した木下主将は、今回も2区を熱望。「気持ちで負けない走りがしたい」と話し、復調の手応えをつかみつつある松原も、「任された区間でチームに貢献して、最低でも後輩にシード権を残したい」と意気込んでいる。

2011年12月17日  読売新聞)
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