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名勝負 名場面

ルーキー大迫 独走

1区21・4キロ(大手町→鶴見)

 先手必勝の典型例としては、前回の早大が記憶に新しい。当時1年生の大迫(すぐる)が1キロ過ぎから独走して後続を引き離し、1時間2分22秒で区間賞を獲得、総合優勝への流れを作り出した。

 区間記録は第83回大会(2007年)で東海大の佐藤悠基(日清食品グループ)が樹立した1時間1分6秒。佐藤は最優秀選手賞(金栗杯)に輝き、チームは総合3位だった。

 高レベルでの激戦が見られたのは、第70回大会(1994年)。スタートから飛び出した早大の渡辺康幸(早大監督)に、山梨学院大の井幡政等(まさとし)(愛三工業コーチ)が必死に食らいついた。

 渡辺が当時の区間新記録で現在も歴代2位の1時間1分13秒をマークしたのに対し、井幡も27秒差でつないだ。この粘りが奏功し、山梨学院大が2区で早大を逆転して総合優勝を飾った。

2011年12月20日  読売新聞)
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