国学大…シードの実力証明
荻野皓平(4年)
菅谷篤人(4年)
前回は、10区のゴール直前でコースを間違えながらも、11位と3秒差の10位に滑り込み、5度目の出場で初のシード権を獲得した。前田康弘監督は、「前回がフロックでなかったことを証明したい」と、2大会連続の快挙に燃えている。
16人のエントリーメンバー中、1万メートル28分台の記録を持つのは、エース荻野皓平(4年)だけ。29分台前半は1人もおらず、記録上は充実した戦力とは言えないが、前田監督は「天候など条件の整った試合で走れていないだけ。16人の質では前回より上」と手応えを語る。
チームの土台となっているのは、1000キロを走破したという夏合宿。荻野と、前回10区でコースを間違えた寺田夏生(2年)がチームを引っ張った。特に、気温35度を超える中で30キロ走をこなした7月下旬の北海道での練習は厳しく、荻野は「かなり自信がついた」と話す。8月には、恒例の駒沢大との合同合宿で胸を借り、優勝候補に果敢に挑んで自信をつけた。
菅谷篤人主将(4年)は、「自分たちは挑戦者。前回超えを目標に、8位以内を目指したい」と意気込んでいる。
(2011年12月23日 読売新聞)
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