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名勝負 名場面

山登りスペシャリストたち

5区23・4キロ(小田原→芦ノ湖)

 5区の歴史に輝くのは、大久保初男(大東大)の4年連続区間賞だ。1974年から毎年、箱根の険に挑み、75年と77年には区間記録を更新。「山の大東」と呼ばれるチームを代表する往年の名選手だ。

 大東大では現監督の奈良修も4度5区を走り、90年に区間賞、92年に区間記録を更新している。

 少し遡って、早大の木下哲彦(現在は金哲彦)も、4年連続で活躍。85、86年に連続区間賞を獲得し、85年は区間記録を更新した。

 以前から「特殊区間」として重要視されていたが、2006年に区間割りの変更で、全10区間で最長の23・4キロに延びてからは特に重要度が増した。

 この境目で活躍したのが、順大の今井正人。05年に20・9キロだった5区で区間記録を更新。06年に延長後最初の5区で区間賞を獲得。07年にその区間記録を自ら更新し、「山の神」との異名で呼ばれた。

2011年12月26日  読売新聞)
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