現在位置は です

本文です
競う

青学大…出岐躍進 エースの自覚

上位進出を目指す青学大の選手

 33年ぶりに箱根路を走ったのが第85回大会。その時は完走チーム中最下位の22位だったことを考えれば、飛躍的な成長ぶりだ。前々回、前回と連続でシード権を獲得し、今季は出雲、全日本、箱根と学生3大駅伝すべてに出場。今や上位をうかがうチームとなった。

 躍進を象徴する存在が出岐雄大(できたけひろ)(3年)。今夏のユニバーシアード・ハーフマラソンで6位入賞を果たすと、全日本では2区でライバル校の主力を抑えて区間賞。「箱根でも、仲間の気持ちが高まるような強気の走りをする」とエースとしての自覚は十分だ。

 出岐や大谷遼太郎ら3年生は箱根に出ることだけに満足せず、大舞台でさらに上を目指すことで成長。その向上心がチームに活気を与えている。川村駿吾主将(4年)は「目標が本戦出場からシード権獲得、上位進出と1年ごとに高くなった。強豪校にも負けない勢いがある」と自負する。

 「早大、東洋大、駒大のトップ3にも食い下がれる戦力。高い目標にチャレンジする」と原晋監督。来年2月にはクロスカントリーコースを備えた専用の練習場が完成予定と環境整備も進む。常連から強豪へステップアップできるか。

2011年12月24日  読売新聞)
みんなで応援!箱根駅伝2012
箱根駅伝 写真特集 
選手名簿 
コース紹介 
データ 
   


現在位置は です