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学連選抜…史上最強説も


佐藤佑輔(日大3年)

宮川尚人(亜大4年)

 予選会で敗れた大学による混成チームとはいえ、優勝12回を誇る日大、出場73回の法大、同67回の専大など、本大会の常連校が名を連ねる。1万メートルの上位10人の平均タイムは、駒大、早大、東洋大の「3強」に次ぐ4位と、学連選抜史上最強との評も大げさではない。

 予選会で日本人トップとなる個人2位でゴールした佐藤佑輔(日大3年)は、エース区間の2区を任されることが濃厚だ。予選落ちが決まった瞬間は「何が起きたのか理解できず、次第に状況が分かって大声を出したくなってしまった」と、ジャージーをかぶったまま号泣した。

 それだけに、「今後に生かせるものが必ずあるはず。1区から来る流れを大事にしたい」と、箱根路にかける思いは熱い。

 主将を務める宮川尚人(亜大4年)は「一人一人がしっかりしているので、それぞれが持つ力を発揮してくれれば」と言う。過去の最高成績は第84回大会(2008年)の4位。「4位以内に入ろうと皆で話している」と意気込む。

 学連選抜が10位以内に入った場合、シード権獲得校は9校に減る。その場合、次回の予選会では1増の上位10校が本大会に進む。選手たちは、母校のチャンスを広げるためにも走る。

2011年12月25日  読売新聞)
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