(11)4年連続区間賞は7人
戦後の学制改革によって大会への出場が4回に制限されるまでは、5回、6回と続けて走る選手がいた。日大の曽根茂は第8回大会(1927年)から実に8回連続出場している。
出場が4回までとなってから、4年連続で区間賞に輝いたのは7人。このうち同一区間での4年連続は第50〜53回大会の5区を制した大久保初男(大東大)だけだ。大東大は51回に初優勝、52回で連覇を達成。まさに母校を強豪に押し上げた大エースだった。
記憶に新しいところでは、武井隆次(早大)が第67回から1区、1区、7区、4区、榎木和貴(中大)が第70回から8区、8区、4区、4区で区間賞を獲得。今回、「新・山の神」こと東洋大のエース柏原竜二(4年)が大久保と同じ5区で4年連続の区間賞に挑戦する。史上8人目、同一区間では大久保以来2人目という快挙を成し遂げられるか。
(2011年12月28日 読売新聞)
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