谷口 3年連続区間賞
6区20・8キロ(芦ノ湖→小田原)
区間記録は、前回大会で千葉健太(駒大)が樹立した58分11秒。千葉は1年生の時から2年連続の区間賞で、復路に強いチームのけん引役となっている。
前区間記録保持者の金子宣隆(大東大)が2001年に58分21秒をマークした時には、宮井将治(順大)もそれまでの記録を上回る58分29秒で下った。2位スタートの宮井は首位に浮上し、チームの総合優勝につなげた。
6区を走った名選手は、谷口浩美(日体大)。1981年から3年連続で区間賞を獲得した。コース変更で現在とは距離が違うものの、82、83年は区間記録を更新。特に83年は57分47秒という好タイムをマークし、日体大の総合優勝に花を添えた。
谷口はマラソンで91年の世界選手権東京大会で優勝。92年のバルセロナ五輪では、転倒しながらも8位に入賞した。
(2011年12月30日 読売新聞)
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