「花の2区」の出岐、独特フォームで9人抜き
2日の箱根駅伝2区、青山学院大の出岐(3年)は攻めるレースが好きだ。
駆け引きは好まない。強豪校のエースが集う「花の2区」で、12位からひたすら前を追い、攻め続けることが求められる展開。燃えないはずがなかった。
10キロ過ぎで東海大の村沢(3年)に並んだ時も、中盤で2位集団に追いついた時も、「行けるところまで行く」と勢いを緩めることなく前に出た。高校1年の秋までサッカー部で、運動量豊富なサイドハーフだった。その頃の名残でもある両腕を大きく振る独特のフォームで9人を抜いた。
原監督は出岐の思い切りの良さにひかれ、1、2年時から重要区間で起用。信頼が成長を促し、昨夏のユニバーシアードのハーフマラソンで6位入賞するまでに力をつけた。原監督は「誰が相手でも果敢に仕掛けていく。本当に強くなった」とたたえた。
(2012年1月2日21時30分 読売新聞)
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