指導法変えて成長…作陽
高校サッカー注目校・作陽(岡山)――作陽に赴任して23年。独自の指導法を確立し、全国選手権では2006年度に準優勝、その後4年連続で16強入りを果たしてきた野村雅之監督は、今大会、特別な思いを持って臨む。
試合ごとに先発メンバーを入れ替える選手起用、鬼ごっこをしながらボールをつなぐ練習。これらは相手と駆け引きし、的確な状況判断が出来る「考えるサッカー」を身につけるため。しかし今春、練習の意図を尋ねてみると、選手の反応は鈍かった。「目的を持たず、練習のための練習になっていた」。分かっているはずという自らの思い込みに気づいた野村監督は、「もっと選手の目線で見てあげないと」と反省した。
「何でそこに動いた?」「視線で相手をだまさなきゃ」。夏以降、細かく声をかけるようになった。夏の高校総体は県大会ベスト4止まりだったが、その後はプリンスリーグ中国地区で優勝。接し方を少し変えただけで「選手の動きが良くなった」と野村監督。主将のMF高瀬も「相手の位置、動きを意識するようになり、夏よりもボールがよく動く」と、成長を実感している。
足元を見つめ直し、ステップアップした。目指すは初優勝の頂だ。(安田栄一)
(2011年12月22日15時27分 読売新聞)
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