初芝橋本「内容より結果」…高校サッカー出場校紹介
高校サッカー・チーム紹介(関西)――初芝橋本(和歌山)は、豊富な運動量で2年連続出場を勝ち取った。攻撃も組み立てるDF井筒主将は「勝ちたいという気持ちはどこにも負けない」と言い切る。
全国高校総体ではベスト16止まりで、阪中監督も「内容よりも結果にこだわりたい」。チーム一丸となって国立を目指す。
攻撃的サッカーを身上とするチームが多い。立命館宇治(京都)は、初出場の2年前よりも組織力がアップ。FW樋口、MF小中ら能力の高い選手がそろい、梁監督は「ボールキープができ、攻撃の幅が広がった」と自信を見せる。近大付(大阪)は柔軟に布陣を変えて試合に臨み、プリンスリーグ関西2部、選手権府大会ではゴールを量産した。山田監督は「チャンスに強い攻撃を見せたい」と意気込む。
守山北(滋賀)のモットーは「友情は最高の戦術」。高い結束力、チームワークで野洲の県大会7連覇を阻み、全国切符をつかんだ。元々DFだった中村主将を前線で起用するなど、「リスク覚悟で攻撃を重視する」と渡辺監督。サイド攻撃で相手を崩したい。
奈良育英(奈良)は県大会準々決勝から決勝までの3試合で15得点を挙げた。黄山、木田の2トップを中心とした攻撃陣は迫力十分だが、選手権では攻守のバランスを保つため、守備重視で臨むという。
初出場の市立西宮(兵庫)を引っ張るのは、MF後藤とDF帷主将。後藤はスピード、体力とも申し分なく、パス回しにアクセントを加える。帷は1メートル78と、さほど上背はないが「判断力、競り合いの強さ、スピードで、良い物を持っている」と大路監督。前回大会で全国優勝した滝川二を県大会準決勝で破って自信をつけた。帷主将は「公立校の意地を見せたい」と誓う。
(2011年12月27日17時49分 読売新聞)
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