作陽中盤の組織力生かす…高校サッカー出場校紹介
高校サッカー・チーム紹介(中国・四国)――前評判が高いのは7年連続出場の作陽(岡山)。
「選手のポジションは流動的で、状況に応じて色々なことができる」と野村監督。MF高瀬主将を中心に、中盤の組織力で主導権を握る。米子北(鳥取)は、突出した選手はいないものの、チームワークと攻守の切り替えの速さで勝負する。FW小笹主将が得点源となり、7度目の今大会で、悲願の初勝利を目指す。
強豪ぞろいの県大会を勝ち抜いた山陽(広島)も侮れない。多彩なパスが武器で、竹本監督も「点を取る自信はある」と胸を張る。1967年度大会で優勝した古豪の復活なるか。
高川学園(山口)は初戦で敗れた全国高校総体の悔しさをバネに、「最後まで走りきる体力」(渡辺監督)をつけて県大会を勝ち上がった。北村海、北村風の双子MFがカギを握る。大社(島根)は県大会を無失点で勝ち抜いた。DF今岡を中心にした守備は堅い。前回大会で4強入りした立正大淞南を準決勝で破っての出場だけに、GK船江主将は「島根のプライドを持って戦う」。
四国勢では、済美(愛媛)の攻撃力が目を引く。藤本、青木の両FWが得点を量産。土屋監督も「粘り強さを発揮したい」と話す。10年ぶり出場の徳島市立(徳島)は、1日に20キロ以上も走り込んだこともあるというスタミナが自慢。相手に走り勝ち、試合の主導権を握りたい。
伝統の堅守が健在の香川西(香川)。6年連続出場となる今年は、前線からプレスをかけることで攻撃力にも磨きがかかった。大浦監督は「数的優位を作って相手を崩す」と意気込む。土佐(高知)は、DF中山を中心にセットプレーで得点を狙い、粘り強い守備で大会初勝利を狙う。
(2011年12月27日17時48分 読売新聞)
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