22人中7人が浦和
オシムJAPANは13日、アジアカップ予選の第2節、イエメン戦(16日、新潟)に向けた代表メンバーを発表し、新潟市内での合宿をスタートさせた。日本代表に招集されたのは試合の登録人数より2人多い22人。オシム監督の就任初戦だった9日のトリニダード・トバゴ戦のメンバーから3人が落選、A3チャンピオンズカップのため選べなかった千葉、G大阪からFW巻(千葉)、DF加地(G大阪)ら6人が加わった。DF宮本(G大阪)は選ばれなかった。
トリニダード・トバゴ戦と同様、今回も全員がJ1所属。クラブ別で最多は浦和の7人で、前回は選考の対象から外れた千葉、G大阪から計6人が招集された。特に、オシム監督のサッカーを熟知している千葉から4人が選ばれ、羽生と佐藤勇が初代表となった。現時点ではこの22人が、オシム監督が選ぶ“国内組”のベストメンバーと言える。
前回の顔ぶれからは、DF栗原(横浜M)、U―21(21歳以下)代表の中国遠征後に抜てきされたDF青山直(清水)、左ひざの故障でトリニダード・トバゴ戦は欠場したMF今野(F東京)が外れた。
国際サッカー連盟(FIFA)ランクは日本の49位に対して、イエメンは125位。
日本代表メンバー |
GK | 川口 能活 | 30 | (磐田) | |
山岸 範宏 | 28 | (浦和) | |
DF | 三都主アレサンドロ | 29 | (浦和) | |
坪井 慶介 | 26 | (浦和) | |
田中マルクス闘莉王 | 25 | (浦和) | |
加地 亮 | 26 | (G大阪) | |
駒野 友一 | 25 | (広島) | |
MF | 中村 直志 | 27 | (名古屋) | |
羽生 直剛 | 26 | (千葉) | 初 |
阿部 勇樹 | 24 | (千葉) | |
佐藤 勇人 | 24 | (千葉) | 初 |
遠藤 保仁 | 26 | (G大阪) | |
鈴木 啓太 | 25 | (浦和) | |
長谷部 誠 | 22 | (浦和) | |
田中 隼磨 | 24 | (横浜M) | |
山瀬 功治 | 24 | (横浜M) | |
小林 大悟 | 23 | (大宮) | |
FW | 巻 誠一郎 | 26 | (千葉) | |
我那覇和樹 | 25 | (川崎) | |
佐藤 寿人 | 24 | (広島) | |
田中 達也 | 23 | (浦和) | |
坂田 大輔 | 23 | (横浜M) | |
※初は初選出 |
(2006年8月14日 読売新聞)