堅守韓国 パスで攻略アジア杯 日本きょう3位決定戦【パレンバン(インドネシア)=平野和彦】サッカー・アジアカップの3位決定戦に臨む日本代表は28日夜、韓国と対戦する。勝てば2011年大会の予選が免除され、本大会出場権を得られる一戦。今大会の総決算と言える内容で締めくくりたいところだ。 先発入れ替え韓国はここまで計3失点と守備陣が好調。DF金珍圭、MF金正友らが激しくプレスをかけ、技術の高いイラクやイランの攻撃陣も自由にさせなかった。ピム監督は「いい守備陣がいることはベンチにとって幸せなことだ」と自信を持つ。 日本は、韓国の運動量にどう対応するか。準決勝のサウジアラビア戦(25日)では影をひそめたが、ピッチ全体を使うパスサッカーは本来、こういう相手にこそ有効なはず。韓国の速いペースに合わせず、じっくりと攻撃を組み立て、出足を封じたい。 今大会の日本はセットプレーで失点を重ね、一方の韓国はわずか計3得点と攻撃のアイデアが乏しい点が目につく。この短期間で、それぞれの課題をどう修正したかも見物だ。 ともに6試合目を迎え、疲労はピーク。オシム監督はサウジアラビア戦後、「フレッシュな選手と入れ替えることを考えている」と先発の変更を示唆した。3連覇を逃した日本だが、最大のライバルが相手だけに、プライドをかけた一戦となりそうだ。 韓国・ピム監督「3位決定戦に向け、100%準備できている。(2試合続けて)延長戦をこなし、選手たちは疲れているが、それに打ち勝てるかは気持ち次第だ」 (2007年7月28日 読売新聞)
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