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オシム監督の症状変わらず

 今月16日に急性脳梗塞(こうそく)で倒れて千葉県内の病院に入院しているサッカー日本代表のイビチャ・オシム監督(66)の容体について、日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事が21日記者会見し、「今までと変化はない。意識はない状態」と、依然、症状に変わりがないことを明らかにした。

 この日は病院側からの発表はなく、田嶋専務がアシマ夫人ら家族との面会を通じてオシム監督の容体を確認した。看護師がシャンプーや歯磨きを行ったり、家族が母国のボスニアやクロアチアの音楽をかける準備をするなど、集中治療室での様子も一部分かった。

 日本協会では、近く技術委員会か日本代表のスタッフミーティングを開いて12月初旬に予定している代表合宿を予定通り行うかどうか、また今後の強化策などについて話し合う。オシム監督の症状によっては12月から本格的な後任監督の人選もスタートする。

2007年11月22日  読売新聞)
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