日本協会、来月の代表候補合宿を中止日本サッカー協会の小野剛技術委員長は22日、来月3〜5日に予定していた日本代表候補の合宿を取りやめることを明らかにした。 この合宿は、オシム監督が、オフに入る前の選手に来年2月6日からの2010年W杯アジア予選に臨む心構えを直接伝えることなどが目的だったが、急性脳梗塞(こうそく)のため入院している現状では、意味合いが薄れるとして、中止を決めた。 オシム監督が依然、意識が戻らず、集中治療室を出られない現状について、小野委員長は「回復をお祈りし、ご家族の気持ちには最大限配慮するのが大前提」としながらも、「常に危機管理は必要で、つらい仕事ではあるが、それをしていかなくてはならないのが私」と話し、後任人事に着手する必要性を認めた。すでに後任候補に接触しているかどうかについては「イエスともノーとも言えない」として明言しなかった。 22日には、日本代表の定例スタッフ会議が開かれ、小野委員長と、大熊清コーチらスタッフが「今は非常事態。指揮官不在の間、全員の力でこの危機を乗り切ろう」などと話し合い、2月6日のW杯予選初戦に向けた準備を進めていく方針を確認したという。 (2007年11月23日 読売新聞)
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