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「可能性秘めた選手多い」 サッカーU―21関塚監督

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就任会見に臨む関塚U−21日本代表監督

 日本サッカー協会は22日、2012年のロンドン五輪出場を目指すU―21(21歳以下)日本代表監督として、前J1川崎監督の関塚隆氏(49)の就任を発表し、記者会見を開いた。最初のメンバー選考となったアジア大会(11月7日開幕=中国・広州)の代表選手20人も発表された。

 関塚監督は日本代表コーチも兼任し、ザッケローニ監督のチーム作りとも連動しながら若手強化を進める。来年6月と9月のロンドン五輪アジア予選に向けて「非常にやりがいのある仕事。勝ちながら、日本人らしいサッカーを目指す。しっかりとした組織と守備から得点に結びつける」と抱負を述べた。現在のU―21世代には、フル代表の香川(ドルトムント=独)らがいるが、昨年のU―20ワールドカップ(W杯)出場は逃した。関塚監督は「可能性を秘めた選手は多いが、ポジションごとの(人材の)偏りはなくさないと」と語った。

 アジア大会のメンバーには、W杯南アフリカ大会の日本代表にサポートメンバーで帯同した永井と山村らが選ばれた。大会日程が、Jリーグの終盤戦と重なったため、金崎(名古屋)ら各クラブの主力級は招集見送り。10月に合宿を行い、中国に向かう予定という。

2010年9月23日  読売新聞)
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