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蘇る記憶 懐かしの車たち

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トヨタ・コロナ マークII

1968年9月23日朝刊

 
コロナ<マークII>シリーズ
1600シリーズ 72万6000〜61万4000円
1900シリーズ 84万8000〜80万9000円

  • ニュースから
    • ソ連、ゾンド5号回収 地球―月―地球の7日間 インド洋に着水
       【モスクワ森本特派員22日発】22日のタス通信は、さる15日にソ連が打ち上げた宇宙ステーション「ゾンド5号」が月を回ったあと、21日、インド洋の予定された水域に着水し、22日、ソ連船に回収されたと発表した。月を回った宇宙船が地球に回収されたのは世界で初めてであり、ソ連が1966年1月、初めて月に宇宙船を軟着陸させて以来の快挙とされている。
  • 広告から
    • ビクター ステレオ SEA55 9万7000円
    • ナショナル 人工頭脳テレビ TOP12 3万6900円
    • 週刊読売10月4日号 60円
 
1968年10月10日朝刊

 
1969年2月6日朝刊

 コロナ<マークII>の発売予告広告。祝日の朝刊に見開きページで掲載されている。10月1日と2日に、日本武道館で発表会が行われた。

 「コロナ」は1957年から生産されていたトヨタの代表的車種のひとつだが、「マークII」はそのコロナを洗練、高級化したものとして開発された。2004年に後継車種「マークX」が登場するまで、9代目までモデルチェンジを重ね、36年にわたって生産された。

 発売を記念して、東回りと西回りの「世界一周スピードラン」と名づけられたイベントが行われ、翌年2月にはその結果を「世界一周トラブルなし」と広告している。

自動車の話題
レーサー「F1」 日本では“幻の車”

 フォーミュラカー(F1)――。ドライバー1人がやっと乗れる空間を除いて、いや、その空間ですらただひたすらに“走る”ことのみに設計された車。実用性とはまったくかけ離れたこのレース専用のレーサーに、若者たちはとりこになっている。(中略)だがF1は日本では幻の車だ。富士スピードウェイで行われた「インディ500」では世界のF1名車がずらり勢ぞろいしたが、それを見たのはほんの限られたファンに過ぎない。さる6日のアメリカ・グランプリ(世界選手権11戦)でホンダF1が3位に入賞したが、そのホンダですら日本人の大多数は見ていない。なぜなら、国内でF1が走れるレースが皆無だからだ。(10月20日朝刊)

いざなぎ景気の内側 自動車業界のひずみ 血みどろ販売合戦

 9月中旬の月曜日の朝8時。神奈川県のある自動車販売会社の2階会議室で、セールスマンを前に社長の朝礼が始まる。会議室の中にはセールスマンの士気をあおるスローガンが、あちこちにたれさがっている。

 ――新人は1日平均70軒を訪問。週に2日は1日100軒まわれ。

 ――帰り道にも、もう一軒。

 ――理屈より、まず歩け。(9月29日朝刊)

 
「懐かしの車たち」皆さんの思い


    

中学の時に親が乗っていました。マークIIの後期のGSLタイプだと思うのですが、フロントグリルの斜めにカットされたところが記憶に残っています。写真は残っていませんが、親にドライブに連れて行ってもらいました。18歳になり免許を取って、念願の初運転もマークIIでした。今では考えられないくらいのハンドル・クラッチの重さが忘れられません。(55歳・旧車最高!さん)

    
男性


    

超懐かしいです。私が高校を卒業してカーディーラーに入社したその秋、ちょうど宿直だったその日にマークIIの新車が搬送されてきて、受け取りにサインしたことを思い出しました。当時、かなり高い価格だったと思いますが、ずいぶん売れたのを思い出します。(60歳・男性)

    
男性



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また、その車への思いをお寄せください。

 
2010年5月25日  読売新聞)
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