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蘇る記憶 懐かしの車たち

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日産・チェリー

1970年9月13日朝刊

 
日産 チェリー
41万円(2ドア・スタンダード)

  • ニュースから
    • 世界の友に別れ 万国博きょう閉会式
       【大阪】「人類の進歩と調和」を願い、アジアで初めて開催された日本万国博覧会はきょう13日、183日間にわたる祭典の幕を下ろす。
       参加77か国、6400万人の観衆を集め博覧会史上に数多くの記録を樹立した“史上最大の祭典”は、午前10時から会場の中心「お祭り広場」で行われる閉会式でフィナーレを飾る。
  • 広告から
    • 日本万国博覧会協会 「世界のみなさん 日本のみなさん ありがとうございました」
    • マンション(2LDK〜3LDK) 東急東横線新丸子駅徒歩10分 450万〜635万円
    • パロマ ガス炊飯器(2L炊き、ハンディータイプ) 6900円
 
1970年7月25日朝刊

 
1970年10月16日朝刊

 大阪万博(日本万国博覧会)最終日の朝刊に掲載された日産チェリーの発売予告広告。キャッチフレーズ「超えてるクルマ」について、23項目にわたって詳細に説明している。軽い感じのコピーは、ターゲットが若年層であったことを感じさせる。

 チェリーは、日産自動車が初めて量産した前輪駆動車で、1966年に日産に吸収されたプリンス自動車工業が開発していた車を引き継いだものという。後継車・パルサーの発売によって生産が停止された1978年まで約8年間販売された。

 7月25日の車名発表広告では車体が布で覆われた写真が掲載され、8月にも車体のラフデッサンのみが載せられていた。この広告で初めて外観が明らかにされた。

自動車の話題
公害ない電気自動車用 高性能蓄電池を開発

 東芝と湯浅電池は11日、これまでのものより約3.5倍以上高性能の電気自動車用蓄電池の共同開発に成功したと発表した。さる41年にアメリカのフォード社が開発したナトリウム・硫黄電池の原則を応用したものだが、難問とされていた固体電解質の開発に成功、フォード社より一歩先行する見通しがついたものである。(9月12日朝刊)

激化する新車競争 “ビッグ2”は寡占化ねらう

 来年4月の自動車の資本自由化を控え、各メーカーは新車やモデルチェンジで車種強化をはかっているが、トヨタ自動車は28日、年末に発売する新車「カリーナ」「セリカ」が、ともに1400ccと1600ccの2車種であることを明らかにするとともに、大衆車「パブリカ」に新たに1200cc車を追加、同日から発売を始めた。一方、ライバルの日産も先に新車「チェリー」を発表しており、自由化を前に最後のシェア拡大をねらうトヨタ、日産の激しい販売合戦が展開されることになろう。(9月29日朝刊)

 
「懐かしの車たち」皆さんの思い



    

新車で購入した初めての車が「X1-R」でした。オーバーフェンダーがその気にさせ、傑作エンジン(A12)は最高でめちゃくちゃ速い車でした。標準のSUキャブからソレックスキャブに替え、当時のケンメリGTRをいとも簡単にぶち抜いた快感を今でも思い出します。つい最近、実車を見かけ感激しました。またあまりのコンパクトに驚きました。思い出はとても大きいのですが、現在の車の大型化を改めて実感しました。(55歳 春先のヤマネコさん)

    
男性



    

初めてのマイカーです。X1クーペ、色々な思い出が浮かんできます。基本性能は現在の車にはかないませんが、当時では速い車でした。(55歳・be1freakさん)

    
男性



    

子供の頃の家の車でした。白い車体に、ランチア・ストラトスばりのバイザーがリアウインドに付いていて、子供心に「こういう格好良い車に大人になったら乗るぞ!」と思ったものです。(35歳・masamuneさん)

    
男性



「懐かしの車たち」では、ご覧になりたい車の広告を募集します。
また、その車への思いをお寄せください。

 
2010年9月28日  読売新聞)
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