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蘇る記憶 懐かしの車たち

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ダイハツ・コンパーノ ベルリーナ

1964年2月1日朝刊

 
ダイハツ・コンパーノ ベルリーナ
デラックス 57万8000円
スタンダード 49万8000円

  • ニュースから
    • ドゴール大統領 中国問題を語る
       【パリ 奥山特派員31日発】 ドゴール仏大統領は31日、エリゼ宮に1000人近い内外記者を招き、午後3時(日本時間同11時)から約1時間半にわたって記者会見を行った。(中略)中国承認問題については、北京政府がすでに15年前から存在している事実を指摘し、フランスは世界のあるがままの姿をそのまま認めるのだといい、特に、54年、62年にはそれぞれインドシナ休戦、ラオス中立化をめぐるジュネーブ国際会議で中国代表と交渉したことがあり、中国の存在を無視しては東南アジアの中立化を保障することはできないと強調したが、注目された二つの中国の問題には全く触れなかった。(後略)
  • 広告から
    • カルピス 大ビン280円 中ビン160円 フルーツカルピス 1ビン330円
    • 講談社 週刊ヤングレディ 50円
    • 原書房 英和対照 ケネディ大統領演説集 280円
 
1964年3月16日夕刊

 ダイハツ初の小型乗用車「コンパーノ ベルリーナ」の発売広告。前年(1963年)に発売された「コンパーノ バン」「コンパーノ ワゴン」の乗用車タイプで、当時はセダンをイタリア風に「ベルリーナ」と呼ぶことが多かったという。

 広告にも「イタリア最高のカーデザイナー『ビニアーレ』の設計した美しいイタリアンスタイル」とあり、イタリアが意識されている。

 水冷800ccエンジンを搭載し、キャッチフレーズは「5人乗りのファミリースポーツ」。

 翌年には998ccエンジンを採用した「コンパーノ1000」、オープンタイプの「コンパーノ スパイダー」も発売された。

自動車の話題
プロパン車ブームでガソリン税あて外れ

 大蔵省が27日発表した1月末までの38年度租税および印紙収入調べによると、道路財源としてのガソリン税の徴収が不振で、予算額に対して72.6%にしか達していない。これは予算見積もりの際に予想しなかったプロパンガスや軽油を燃料とする乗用車(主にタクシー)が急激に増えたためで、年度末には50億円程度の予算に対する赤が見込まれるにいたった。(後略)(2月28日朝刊)

自動車ショーの一本化 今年も見送りか

 乗用車からトラック、バス、オートバイまで、国産車の性能、デザインを競い合う自動車ショーは、乗用車の自由化をひかえて、今年から外国車も加えた国際ショーに衣替えする予定だったが、肝心の外国車を扱う国内輸入業界からそっぽをむかれ、どうやら今度も別々のショーになりそうである。自動車ショーの主催団体、自動車工業振興会は8日、一応、海外の主要自動車メーカーあて正式の招待状を発送したが、アメリカの場合、65年型新車の発表は9月末であり、オリンピック前の2週間と予定されているショーの期間には事実上間に合わないわけで…(後略)。(2月9日朝刊)

 
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2011年2月1日  読売新聞)
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