(1)『日中国交正常化の政治史』 井上正也著
評・細谷雄一(国際政治学者・慶応大教授)
(2)『日中国交正常化』 服部龍二著
(3)『近代日本の中国認識』 松本三之介著
壮絶な自然災害に見舞われた日本。書店には関連書籍が
(1)と(2)は、日本政治史の王道をゆく名著。合計四つの受賞。(1:名古屋大学出版会、8400円)(2:以文社、3500円)
(3)は思想史研究の高き到達点。来年は日中国交正常化四十周年。日中関係はもはや、世界二位と三位の大国間関係。不安や蔑視の感情に踊らされない、誠実な学問成果は貴い。
(2011年12月26日 読売新聞)
- 『牡蠣と紐育』 マーク・カーランスキー著 (3月5日)
- 『資本主義が嫌いな人のための経済学』 ジョセフ・ヒース著 (3月5日)
- 『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』 村山斉著 (3月5日)
- 『共喰い』 田中慎弥著 (3月5日)
- 『新しい世界史へ ―地球市民のための構想』 羽田正著 (3月5日)
- 『「ユリシーズ」と我ら』 デクラン・カイバード著 (3月5日)
- 『寺田寅彦』 小山慶太著 (3月5日)
- 『痕跡本のすすめ』 古沢和宏著 (3月5日)
- 『剃刀日記』 石川桂郎著 (3月5日)
- 『十字軍物語 1・2・3』 塩野七生著 (2月27日)
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