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料理

スープのアレンジ楽々…作り置きして好みの具追加

手前は、基本となる鶏手羽肉のスープ(左)とアサリのスープ。左奥が鶏手羽肉のスープをアレンジしたお雑煮風スープ、右奥がアサリのスープをアレンジした野菜たっぷりのスープ=三輪洋子撮影

 寒い季節、熱々のスープがうれしい。基本となるスープを作り置きしておけば、味付けを変えたり具材を足したりして様々な味わいを楽しめる。フードコーディネーターの福田淳子さんに、基本のスープと、それをアレンジしたスープの作り方を教えてもらった。

 「基本となるスープを作って鍋ごと冷蔵庫に入れておけば、翌日うどんやごはんを入れて主食にしたり、具や調味料を加えて味を変えたりすることができます。手間が省け、好みで様々なアレンジも楽しめます」と福田さん。

 まずは、こっくりした味わいの鶏手羽肉のスープ

 〈鶏手羽肉に酒を振って5分置く。キクラゲは水で戻して食べやすい大きさに切る。長ネギは斜め切り、ショウガは薄切りにする。鍋に水7・5カップを入れて火にかけ、沸騰したら鶏手羽肉、長ネギ、ショウガを入れ、アクをすくいながら弱火で20分ほど煮込む。キクラゲを入れてさっと火を通し、塩小さじ1/3杯を加える〉

「基本になるスープは、使うごとに味わいが増します」と話す福田さん

 「鶏ガラスープに似た風味なので、ラーメンのスープとしても使えるし、鶏手羽肉は、ポン酢を添えればおかずにもなります」と福田さん。

 このスープのアレンジとして福田さんがすすめるのは、正月の残りのモチを入れたお雑煮風スープ(2人分)。鍋にスープ3カップと鶏手羽肉などの具を入れて火にかけ、しょうゆ大さじ1杯と塩少々を入れる。器に焼いたもちを入れ、スープを注ぐ。ショウガの千切り、すりゴマ、青ネギ、糸トウガラシを入れると、香ばしいお雑煮になる。

 次に、さっぱりとした味わいのアサリのスープ

 〈タマネギとジャガイモは皮をむき、セロリは筋を取って、それぞれ1cm角に切る。鍋にアサリと水大さじ6杯、酒を入れて火にかけ、ふたをして蒸し煮にする。アサリの口が開いたら火から降ろし、アサリを取り出して水7・5カップと野菜を入れ、野菜が軟らかくなるまで煮込む。塩小さじ1/3杯を加えて味を調える。アサリは身を殻からはずし、最後に加える〉

 そのスープをアレンジしたのが、たっぷりの野菜を入れたスープ(2人分)。ニンジン1/4本は千切りに、モヤシ1/3袋は根を取り除き、ミズナ1/4束を3センチの長さに切る。スープ3カップを鍋に入れて沸騰させ、塩小さじ1/3〜1/2杯を加え、ニンジン、モヤシを加えて1分ほど煮る。火を止めてミズナを加える。シャキシャキとした野菜の歯ごたえを楽しめる。

 ほかにも、ホワイトシチューのルーを入れればクラムチャウダーになり、みそを入れてみそ汁としても味わえる。

 福田さんは「色々な具や調味料で工夫して楽しんでください」と話している。

 ■材料(6杯分)

 ◇鶏手羽肉のスープ

 鶏手羽肉10本/キクラゲ10g/長ネギ1本/ショウガ1片/酒大さじ2杯

 ◇アサリのスープ

 アサリ600g/タマネギ1個/ジャガイモ2個/セロリ1本/酒大さじ3杯

2012年1月18日  読売新聞)

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