チュニジア暫定大統領に人権活動家マルズーキ氏【カイロ=長谷川由紀】チュニジア制憲議会は12日、10月の同議会選で第2党となった世俗派政党「共和会議」のモンセフ・マルズーキ党首(66)を暫定大統領に選出した。 同氏は13日、就任宣誓を行った。マルズーキ氏は、今年1月に崩壊したベンアリ政権下で投獄された経験を持つ著名な人権活動家。亡命先のフランスなどから反体制運動を支えてきた。 マルズーキ新大統領は、議会選の第1党で、連立で合意しているイスラム穏健派政党アンナハダのハマディ・ジュベリ幹事長を暫定首相に指名する見通し。 大統領選出は、制憲議会が10日、新憲法ができるまでの政府の権限などを定めた「暫定憲法」を可決したことを受けて行われた。主要な権限は首相に与えられており、暫定政府はイスラム政党主導となる。イスラム化を警戒する世俗派の野党は反発しており、今後の政治プロセスで対立が深まる可能性もある。 (2011年12月13日21時24分 読売新聞)
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