岩手県の達増拓也知事は1日、同県釜石市の仮設住宅を訪れ、住民との意見交換会の後、宿泊した。
同県によると、被災3県で知事が仮設住宅に泊まるのは初めて。知事は「冬の寒さ対策を1泊してチェックしたい」と目的を説明している。
知事は、県職員が布団などを事前に持ち込んだ空き住宅に入ると、真っ赤なエプロンを身につけ、風呂場を見学。台所では蛇口をひねって温水を出したり、ガスコンロに点火したりすると、「基本的な装備がそろっている」と感想を述べていた。