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11月の米新車販売、トヨタが7か月ぶりプラス

 【ニューヨーク=小谷野太郎】米調査会社オートデータが1日発表した11月の米新車販売台数で、トヨタ自動車が前年同月比6・7%増の13万7960台と4月以来、7か月ぶりにプラスに転じた。

 東日本大震災後の減産と、タイの洪水被害による部品不足で低迷していた米国での販売がようやく回復に転じた。

 10月から本格販売したセダン「カムリ」やワゴン型の「プリウス」など新車の投入も奏功。日本勢では日産自動車も19・4%増と6か月連続で増加したが、ホンダは6・4%減で7か月連続のマイナスとなった。

 米国全体の11月の販売台数は13・9%増の99万4721台と6か月連続で前年同月を上回った。年率換算は1363万台で、米政府が低燃費車への買い替え補助制度を実施した2009年8月の水準を2年3か月ぶりに回復した。首位は米ゼネラル・モーターズで7・0%増の18万402台だった。トヨタは3位だった。震災による減産の影響が出る前の3月の水準(14・1%)に近づきつつある。

2011年12月2日10時54分  読売新聞)

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