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震災10か月を機に沿岸部の集中捜索定例化

震災から10か月がたち、海岸付近を集中捜索する警察官ら(11日午前10時、宮城県気仙沼市で)=稲垣政則撮影

 東日本大震災から10か月を迎えた11日、宮城県警は同県気仙沼市沿岸で行方不明者の集中捜索を行った。

 県内の行方不明者は1861人(4日現在)に上るが、昨年12月13日以降、見つかった人はいない。捜索はこれまでも県警の潜水隊などが不定期で行ってきたが、当面、週2回定例化して行うことになった。

 初日のこの日、県警の特別捜索隊と気仙沼署員が海に向かって黙とうした後、岩井崎地区の海岸線約3キロを歩き、消波ブロックのすき間などを捜索した。県警警備課は「不明者を待ち続ける家族のため全力で捜したい」と話している。

2012年1月11日11時37分  読売新聞)

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