現在位置は
です

本文です

やらせメール報告書、修正・再提出も…九電会長

 九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働を巡る「やらせメール」問題で、九電が経済産業省に14日提出した最終報告書について、枝野経産相が再検討を求める考えを示唆したことに対し、九電の松尾新吾会長は15日未明、読売新聞の取材に「役所の指導で仕事をしている。監督官庁だから、基本的にはそういうことでしょう」と述べ、経産省から指示があれば、報告書を修正して再提出する考えを示した。

 枝野経産相は14日、外遊先の中国で報道陣の取材に応じ、九電が報告書に第三者委員会の事実認定や指摘を取り入れなかったことを厳しく批判。真部利応(としお)社長の続投決定についても、疑問を呈した。松尾会長は社長と自身の続投に関し、「取締役会で決まったこと」と述べ、見直しは否定した。

2011年10月15日15時50分  読売新聞)

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です