短命政権に懲りた?…首相、安全運転を徹底国会は2日、野田首相の所信表明演説に対する各党代表質問を終えた。 首相は、今回も質問者に言質を与えない「安全運転」に徹した。 2日の参院本会議では、公明党の荒木清寛氏らが環太平洋経済連携協定(TPP)参加問題について、「国民への説明が皆無に等しい」などと追及した。しかし、首相は「国益を確保する観点から様々な検討、分析を行うとともに、国民の理解を深めるため可能な限り説明に努めてきた」など、ほぼ同じ答弁を繰り返した。2011年度第3次補正予算案、消費税、米軍普天間飛行場移設問題などの懸案でも、原稿に目を落とす場面が目立った。 ただ、首相は答弁の「ぶれ」を避けるため、批判を覚悟で単調な答弁を続けたようだ。鳩山元首相、菅前首相は発言のぶれが短命の要因となっただけに、1日の参院本会議では「安全運転をこれからも心がけていく。乱暴な運転や急に行き先を変える、事故を起こすということは許されない」と心情の一端を吐露した。 (2011年11月3日08時46分 読売新聞)
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