前橋市長選、連合群馬は現職・高木氏を推薦

　来年２月１２日告示、同１９日投開票の前橋市長選で、連合群馬（北川秀一会長）は９日、現職で３選を目指す高木政夫氏（６１）を推薦すると決めた。

　前回選の「支持」から格上げした形だ。

　新人で元県議の山本龍氏（５２）が自民党の推薦を受けるのに対し、保守系で自民支持層からの支援も受ける高木氏が、昨年の参院選で「非自民」の立場で民主党候補を応援してきたことなどを評価した。告示まで約３か月となった市長選は、保守分裂に自民対非自民の対立軸が絡む、複雑な構図の戦いとなりそうだ。

　今回は高木氏からの推薦要請もあり、８年間の市政運営や、市議会で活動する組織内議員との良好な関係などを総合的に判断し、応援のレベルを前回の市長選から格上げした。

　また、連合群馬は同日、来年１月１７日告示、同２２日投開票の群馬県玉村町長選について、３期目を目指す現職の貫井孝道氏（６７）を「支持」で応援することも決めた。