現在位置は
です

本文です

米軍属不起訴受け抗議集会、地位協定改定訴える

 沖縄県沖縄市で交通死亡事故を起こした米軍属が、日米地位協定を理由に不起訴になったことを受け、被害者の與儀(よぎ)功貴さん(当時19歳)の友人らでつくる「遺族を支える会」が25日、同県北中城村で協定改定を訴える抗議集会を開いた。

 知人や地元首長ら約270人が参加し、日米両政府に対し、協定の抜本的な見直しなどを求める決議を採択した。

 決議は、米国政府に第1次裁判権を放棄させ、日本の司法で裁くよう日本政府に求める要望など4項目。

 集会では、與儀さんの高校時代の友人、新垣翔士さん(20)が「功貴は楽しい人生を送るはずだった。不平等な協定で苦しめられている人が多いことを日本政府は知るべきだ」と強調した。

 與儀さんの母の談話も代読され、「尊い命が奪われたのに、不起訴は間違っている」と訴えた。

2011年6月26日15時02分  読売新聞)

 ピックアップ

トップ
現在位置は
です