東洋大・柏原を最優秀選手に選出…箱根駅伝
第88回東京箱根間往復大学駅伝競走(関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)は3日、神奈川県箱根町の芦ノ湖駐車場入り口から東京・大手町の読売新聞旧東京本社(建て替え中)前までの5区間、109・9キロで復路のレースが行われ、往路優勝の東洋大が10時間51分36秒の大会新記録で2年ぶり3度目の総合優勝を果たした。
早稲田大が優勝した前回に出した大会記録を8分15秒も更新した。
往路新記録を樹立していた東洋大は、4人が区間賞を獲得した復路でも5時間26分51秒の新記録をマークし、2位の駒沢大に9分2秒差をつける圧勝だった。3位には明治大が入り、早稲田大は4位だった。最優秀選手(金栗杯)には、山登りの5区で自らの区間記録を塗り替え、4年連続で区間賞に輝いた東洋大主将の柏原竜二(4年)が選ばれた。
(2012年1月3日23時43分 読売新聞)
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