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分配金減った投信 持ち続けるべきか?

 毎月分配型投資信託の分配金が減ってきましたが、このまま持ち続けても大丈夫でしょうか?

真の実力を確認して

 毎月分配型のファンドは、運用による利益などを、分配金として毎月、投資家が受け取れる投資信託です。運用次第で分配額が変わったり、分配がない場合もあります。

 分配金が減ったのは運用成績が芳しくないというサインの一つかもしれません。ただ、投資を続けるか、否かは、分配金の増減だけでなく、株式の株価に当たる基準価額の動きも見て判断しましょう。

 分配型のファンドは利益が出ていない場合、元本に相当する部分を取り崩して分配金を出すなど、本当の成績が見えにくいのが特徴です。

 毎月分配型も他のタイプの投資信託と同じく、投資元本より増えたのか、減ったのかが重要です。分配金の累計額と現在の資産総額を合わせ、トータルの運用成績を調べ、ファンドの真の実力を確認してから判断して下さい。(藤川太・ファイナンシャルプランナー)

 読売新聞火曜日朝刊「あなたに家計力」より転載

2012年1月17日  読売新聞)

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