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拓大…スーパールーキー 気合十分

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拓大浮沈のカギを握るマイナ

 2年ぶりの箱根出場を決めた予選会では2位に4分以上の大差を付け、胸を張って箱根路に戻ってくる。2006年に亜大を初優勝に導くなど指導経験豊かな岡田正裕監督が、チームをたくましく成長させた。

 浮沈を左右するのは、ケニアからの留学生・ジョン・マイナ(1年)。予選会を先頭でゴールしたスーパールーキーは、11月の1万メートルの記録会で27分53秒を記録。のどが腫れて点滴を打った状態での好記録に、指揮官も「能力は計り知れない」と舌を巻く。本人も「拓大を1番にしたい。アップダウンも寒さも大丈夫」と初の大舞台にも気合十分だ。

 上級生もマイナとの練習で力がつき、先月の記録会では参加した17人中14人が自己新記録をマーク。課題とされていた全体の底上げも進んできた。西山容平主将(4年)は「マイナの貯金を減らさないように走る。早く拓大の実力を披露したい」と意気込む。

 過去は8位が最高。岡田監督は「2区のマイナで先頭に立って、うまくつなげれば」と、往路で流れを作って上位進出を狙う。

2010年12月15日  読売新聞)

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