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小町さんが聞く

天海祐希さん初の吹き替え「やけどするわよ(笑)」

 スピルバーグ製作総指揮の映画「リアル・スティール」が12月9日から全国で公開されます。日本語吹き替え版で、ヒロイン役を担当した女優・天海祐希さんに、映画の見所などを聞きました。

 映画は、人間に代わり、高性能のロボットが戦う時代が舞台です。「X‐MEN」のヒュー・ジャックマンが、元ボクサーでロボット格闘技プロモーターの主人公チャーリーを演じます。天海さんは、チャーリーを支える女友達のベイリー(エヴァンジェリン・リリー)の吹き替えを担当しています。

 Q 実写の吹き替えは、初めてと伺いました。

 A はい、自分の声が違う方の口から発せられているのが、ちょっと不思議でした。エヴァンジェリンさんがすてきなお芝居をされているので、それを壊さないよう心情に寄り添うように、と思いながら演じました。

 Q ベイリーは、チャーリーと、彼の息子マックスを温かく見守ります。天海さんから見て、ベイリーはどんな女性ですか。

 A 難しい質問ですね。私が思ったことをここで話してしまうと、それが正解になってしまうような気がするので、内緒です(笑)。見る人の解釈を狭めたくないので、皆さんにお任せします。

 Q 映画を見た感想はいかがですか。

 A 思わず泣いてしまいました。でも、どこで泣いたかは…これも秘密です(笑)。

 Q 自暴自棄だったチャーリーが自分を取り戻し、マックスと協力しながら、旧式ロボットATOMで強敵に挑みます。

 A あるきっかけや心の持ちようで、周りにあるものがどれだけ自分にとって大事だったか、気がつくことってあると思うんです。そして、今ある環境の中で頑張る。同じように苦しい状況にある人を、少しでも励ますことができたらいいですね。

 Q 殴られても殴られても立ち上がるATOMの姿が印象的です。

 A こちらも一生懸命、応援してしまいますよね。無表情なのに、いろいろなことが伝わってきて、究極のお芝居ですね。

 Q 優しくて強いベイリーと、天海さんが重なって見えます。同じ女性としてあこがれてしまいます。

 A 私など、とてもとても(笑)。

 チャーリーがかつてボクシングにすべてをかけて頑張ったことを、ベイリーはよく知っているんですね。だから彼が自堕落になっていても、彼を信じている。でも、だからこそ悔しかったと思いますよ。

 一方で、彼女が彼を支えることができたのは、彼女自身が心身ともに自立した女性だからではないかと思います。

 Q ロボットが出てきたり、格闘技がテーマだったり、あまり見たことがないジャンルの映画なのですが。

 A そう思って何気なく見ると、大やけどしますよ(笑)。親子の絆、運命に挑む姿……。思わず女心をつかまれるシーンがいっぱいあります。

 そしてヒュー・ジャックマンさんがかっこいい! 見終わってとってもスカッとして、もう一回頑張ろうって気持ちになれる映画だと思います。

出演:ヒュー・ジャックマン/エヴァンジェリン・リリー/ダコタ・ゴヨ
監督:ショーン・レヴィ
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ/ロバート・ゼメキス
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
12月9日(金) 全国ロードショー

2011年11月18日  読売新聞)

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