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サークルKサンクス

直火で練り上げるカスタードに込める熱い思い

カスタードクリームは銅釜でていねいに作られる

 サークルKサンクスの人気スイーツブランド「シェリエ ドルチェ」の工場見学、リポート続編をお届けします。(前回のリポートはこちら

 クリームを絞ったり、果物をむいて飾ったりする“パティシエらしい”作業の次に訪れたのが、オーブンなどの火を使う工程です。ここにも「シェリエ ドルチェ」作りへのこだわりがありました。

 汗ばみそうな室温の中、直径70センチはあろうかと思われる銅釜で、長さ約70センチくらいのしゃもじを使って、担当者が円を描くようにかきまぜています。

 何をしているのかと思ったら、カスタードクリームを工場内の銅釜でこうして作っているのです。休むことなく両手で丁寧に攪拌する様子から、カスタードクリームに対する熱い気持ちが伝わってくるようでした。

 通常のスイーツ工場ならメーカーから買ってきてもおかしくないところをわざわざ手作りするのは、「保存料をはじめとした添加物が入ったものを使いたくないから」(ロピア足利工場マネージャーの小林正典さん)だそうです。人気の窯出しプリンも、火力の強い直火ガスで湯せんしているので、特徴であるトロッとした感じを出せるのだとか。

 同時に、原料も厳選。例えば「天使のクリーム」は、北海道産の濃厚なクリームを使っているので、専門店レベルのコクと深みが出ていると評判なのです。

数々のこだわりを説明してくれた小林さん

 「天使のクリーム」を使った最近の大ヒット作「天使のチーズケーキ」は、発売した2010年11月3日から1か月で300万個突破の爆発的な売れ行きを記録しましたが、この工場の製造ラインでも、日を追うごとに増していく人気を肌で感じていたそうです。

 現在のスイーツは、女性たちの健康志向もあって「甘さ控えめ」「だけどおいしく」が当たり前。でも実はこれ、「単純に砂糖の量を少なくするのでは、腐りやすくなってしまう」(小林さん)のですから、メーカーにとっては超難題なのです。この二律背反を満足させるには、「本当に新鮮な材料を使って、素材の味をきちんと出すことに尽きる」(サークルKサンクス商品本部の開発担当者、横山達也さん)。

 「シェリエ ドルチェ」には、たくさんのこだわりが詰め込まれているのですね。発言小町の皆さんからの意見を反映して開発中の「固めのプリン」も、おいしさとこだわりをぎっしり詰め込んだ人気スイーツになりそう! そんな予感がします。

2011年2月4日  読売新聞)

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