ふわふわ三色団子
価格が手頃で使いやすい食材として定着しているひき肉。やわらかいので子どもからお年寄りまで、年齢を超えて好まれます。じょうずに使いこなすテクニックを身につけませんか?
鶏・牛・豚の使い分け
ひき肉には大きく分けて鶏・牛・豚・合いびきがあります。まず、それぞれの特長を生かすことがいちばんです。
鶏ひき肉は色が白くあっさりしていてどんな料理にも合いますが、とくに和風料理におすすめです。牛ひき肉はうま味がありますが水分量が少なく、冷めると硬くなりがちなので、温かいうちに食べる料理に。豚ひき肉は食感がやわらかく、冷めてもおいしいのでお弁当などにぴったり。牛と豚の合いびき肉は、うま味があって口当たりもよいので、幅広く使えます。原料の種類以外に、脂肪の多いひき肉はやわらかく、赤身が多いひき肉はカロリーが低いので、用途と目的によって使い分けるとよいでしょう。
どのひき肉にもいえることは、信用できる店で買い、その日のうちに調理すること。加工している分、傷みやすいからです。保存する場合は、炒めて味つけする「万能そぼろ」にし、冷凍保存するのがおすすめです。このそぼろは、そぼろ丼、混ぜごはん、オムレツ、炒め物、おすし、あんかけなど、主役としても脇役としても幅広く使えます。
用途が広いからこそ、料理に合う素材のひき肉を使ってわが家の味をワンランクアップさせましょう。
■ふわふわ三色団子
▼材料[12個分]
・鶏ひき肉…200g
・はんぺん…1枚
・タマネギ(みじん切り)…60g
・ホールコーン(缶)…大さじ2
・枝豆(冷凍可)…大さじ2
・紅ショウガ…大さじ2
・A
溶き卵…大さじ2
白みそ・酒・みりん…各小さじ2
塩…少々
・片栗粉…適量
・レモン(スライス)…4〜5枚
・サラダ油…適量
※3種類の具材はしっかり水気をとる。
▼作り方
(1) はんぺんはポリ袋に入れて麺棒でたたくなどしてつぶし、鶏ひき肉に加えてよく混ぜる。
(2) (1)にタマネギを加えて混ぜる。
(3) (2)に調味料Aを混ぜ込む。
(4) (3)のタネを三等分し、コーン、枝豆、紅ショウガをそれぞれ加えて混ぜる。
(5) (4)を4つずつ丸めて団子を12個作り、片栗粉をまぶして、170〜180℃の油で3〜4分揚げる。
(6) 器に盛り、レモンスライスを添える
松本しず子さん(まつもと・しずこ) ホームメイド協会・開発担当
ホームメイド協会/「手づくりの楽しさを誰にでも」をテーマに全国120か所で料理教室を展開。ホームクッキング、パン、和菓子などコースは多数。ただいま10月生募集中!
協力=ホームメイド協会/料理教室の問い合わせ:TEL 03-3276-1888 http://www.homemade.co.jp
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