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ガリバー・カー・オブ・ザ・イヤー2008 〜Part2〜

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クラウン

 前回はガリバー・カー・オブ・ザ・イヤー2008(以下ガリバーCOTY)の各賞をざっと紹介しましたが、今回はその詳細をお届けします。

 それぞれのジャンルで一般ユーザーに投票して頂いた結果なのですが、もちろん2番手以下も気になりますよね? 特にこれからクルマを買おうという方は、一般ユーザーの評価なんてとっても気になりますよね? 人の意見なんて気にしない、自分が良いと思ったクルマを買う! という方、もちろんその考え方は正しいです。しかし、多くのユーザーの評価が高いクルマというのは、手放すときに有利(売り安く高く売れる)ということをお忘れなく。

 では「ガリバーCOTY大賞 新車部門」から紹介するとランキングは以下の通りです。


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アルファード

 高級輸入車を抑えて国産車が5位まで独占していますが、これだけ軽自動車・コンパクトカーが売れている中で、上位のほとんどが高級車ばかり。iQが4位、タントが7位に食い込んでいますが、明らかに売れ筋とは違う結果となりました。大賞に選ばれたクラウンも400万円以上の高級車ですから、やっぱりユーザーは高級品を本質的には評価しているということでしょうね。

 そして「新車を購入するならこのクルマ賞」のランキングは以下の通り


 こちらは輸入車のランキングが下降し、ミニバンや軽自動車のランキングが上昇しています。いざ購入する段階になると、輸入車という選択肢は少なくなるようですね。しかし、市場の3分の1を占める軽自動車、特に販売台数で1・2位を争うワゴンRが6位というのは、新型の魅力が少ないのかもしれません。1位のアルファードもワゴンRもキープコンセプトで改良されていますが、アルファードは高級感が増しました。ワゴンRは何がどう変わったのかスタイル以外では伝わっていないということでしょうか。後部座席など更に広くなって使い勝手が格段に向上しているはずなのですが、軽自動車の広さはもう十分ということなのでしょうか・・・。

 次回は中古車編をお送りします。

◆調査対象:全国、18歳以上で自動車運転免許を所有する方
◆調査実数:1,000サンプル
◆調査方法:インターネットによるWebアンケート
◆調査期間:2008年11月21日 〜 2008年11月22日
◆調査企画:ガリバー自動車研究所
◆調査協力:株式会社ヤフー・バリュー・インサイト

(2008年12月26日  読売新聞)