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長期優良住宅ってどんな住宅?

 最近、「長期優良住宅」という言葉を見かけますが、どんな住宅のことですか。

一定条件をクリアした住宅を認定、税制面などに優遇措置

 長期優良住宅というのは、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって定められた制度です。

 これまでの建てては壊すという使い捨てではなく、いい住宅を建てて、長く大切に使っていこうという考え方から、一定条件をクリアした住宅を長期優良住宅と認定、税制面などの優遇措置を実施、普及を促進しています。

 具体的には、〈1〉劣化対策〈2〉耐震性〈3〉維持管理・更新の容易性〈4〉可変性〈5〉バリアフリー性〈6〉省エネルギー性〈7〉居住環境〈8〉住戸面積〈9〉維持保全計画の9項目の条件があります。

 たとえば、劣化対策では、構造躯体(くたい)の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置が必要で、耐震性では住宅性能表示制度の耐震等級2以上または免震建築物であることなど、厳しい条件が設定されているのです。

 長期優良住宅なら、より安心・安全に、かつ快適に生活できる住まいになるはずです。

 優遇策としては、まず、住宅ローン減税制度の控除額が多くなります。2012年に入居した場合、一般の住宅が10年間で最大300万円なのが、長期優良住宅なら400万円になるのです。さらに、登録免許税、不動産取得税、固定資産税なども軽減されます。また、フラット35Sの金利が低くなるなど融資面のメリットもあります。

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暮らしラボ 読売新聞朝刊より
2011年12月8日  読売新聞)


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