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世界20位の錦織、トップ10と渡り合える力

準々決勝でマリーに敗れた錦織=松本剛撮影

 メルボルンで行われたテニスの四大大会今季第1戦、全豪オープンは、現地時間の30日未明に閉幕した。

 日本男子として80年ぶりのシングルス8強入りを果たした錦織圭(フリー)は、同日付の最新世界ランクで日本男子歴代最高の20位に浮上。今後は「打倒4強」が大きな目標となる。

 決勝では全豪史上最長となる5時間53分の大熱戦の末、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同2位のラファエル・ナダル(スペイン)を下した今大会。準決勝には同3位のロジャー・フェデラー(スイス)、4位のアンディ・マリー(英)も残り、これで最近の四大大会4戦中3戦で、この4人が4強を占める結果となった。「トップ4は別のレベルにいる」という錦織の言葉は、成績からも明らかだ。

 錦織は昨年11月にジョコビッチを破り、日本選手として初めて世界1位から白星を挙げた。今大会では準々決勝でマリーに敗れ、「正直、まだ勝てる気がしなかった。トップ4に勝つ実力には足りない」と話したが、4回戦で世界6位のツォンガ(仏)を下すなど、トップ10の選手と互角に渡り合える力をつけてきた。

2012年1月31日09時52分  読売新聞)

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